今月から、教室でお出ししている紅茶についても
少しご紹介していこうと思います。
紅茶に関しては門外漢でありますが、最近は健康のためにも
コーヒーからお茶へ移行しつつあり、
いろいろなお茶にトライしてみたいと思っております。
(といいながら、今コーヒーを飲んでいますが・・・)
もしおすすめのお茶がありましたら、皆様もぜひお教えください!
では、早速・・・
今月は秋の収穫の雰囲気を味わえる
クランベリー茶


ベリーの甘ーい香りが鼻先にふわっと広がります

クランベリーティーといっても、果実を煮だしたものではなく、
本場スリランカの紅茶です。
スリランカのお友達にいただきました。
クランベリーはフランス語で canneberge
ケベックでは atoca とか ataca とも言うそうです。
atoca、ataca というのは
amérindiens(アメリカ大陸先住民族)の1つ、
イロコイ族の話すイロコイ語からの借用語です。
(セクスィー部長の言葉じゃありませんよ

)
フランスでは canneberge とならんで
grande airelle rouge d'Amérique du Nord
(北米の大きな赤いスノキ)とも呼ぶそうです。
スノキ・・・?
ですが、フランスでも農業、食品業界や、コスメ業界で
英語名が広まったため、
今では cranberry が一般名称として通用する傾向に
あるということです。
こうしたことから、またイロコイ語の、あるいは「北米の大きな云々」
という名称からも、
cranberry はフランス人にあまりなじみのない(なかった)果物
ということがわかって、面白いですね。
さて、英語のcranberryは、
crane+berry(鶴+ベリー)だそうですが、
なぜ鶴かというと、咲き始めの花の姿が鶴の頭のように見えるから。
なるほど、ちょっと変わった形をしていて、本当に鶴のようです


(↑Wikipédia から拝借しました)
ちなみに、アメリカ・カナダの感謝祭では
七面鳥の丸焼きに沿えるクランベリーソースがかかせないとか。
うーん、いったいどのような味がするのでしょうか。
どなたか召し上がった方いらっしゃいますか?


ecolemilou@gmail.com

公式HP:
École de langues MILOU